はじめに
こんにちは。ご無沙汰しています。
今日はユニバーサルクリップボードに関する話題です。
ユニバーサルクリップボード(Universal Clipboard)は、同じApple IDでログインしいているApple製品間で、クリップボード、すなわち、カット・コピー・ペーストを共有できる機能です。Apple製品同士だからこそシームレスに利用できる、すごく便利な機能ですよね。
しかし、このユニバーサルクリップボードですが、たまにうまく機能しないことがあります。
たまに効かない時には、後ほど簡単に紹介する、「基本的な対処法」をとることで、対処することができます。
ところが、「基本的な対処法」をとったところでも、うまくユニバーサルクリップボードが機能していないことがあり、地味にフラストレーションが溜まっていました。この事象はmacからiPhoneにコピーしようとした時も、逆にiPhoneからmacにコピーしようとした時もたまに生じていました。
しかし最近、うまくユニバーサルクリップボードが機能しないのは、とあるアプリからコピーしようと思ったときに生じることに気が付いたんです。
そのアプリが、「1Password」でした。
1Passwordの設定について
いろいろ調べていると、パスワード管理アプリである、「1Password」が原因であることがわかりました。端的にいうと、デフォルト設定では、1Passwordからのコピーは、ユニバーサルクリップボードが無効になっていたんですよね。
これは、mac、iPhoneでも同じみたいです。設定をみてみましょう。
mac版1Passwordの設定画面
mac版1Passwordの「1Password7」→「環境設定」→「セキュリティ」を見ると、なんと「ユニバーサルクリップボードを許可」の項目がありました。
このチェックをオンにすれば、1Passwordからでもユニバーサルクリップボードがうまく効くようになりました。
iPhone版1Passwordの設定画面
iPhone版1Passwordでは、アプリを開いて、右下の「設定」→「セキュリティ」から同様に「ユニバーサルクリップボードを許可」のオン/オフを切り替えられるようになっていました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私自身、ユニバーサルクリップボードを使っていて、うまくいかないな、ということがたまにあって、原因がわからずにイライラしていました。
今回、その「たまにあるな」というのが「1Passwordを使うとき」ということがわかってスッキリしました。これで、ユニバーサルクリップボードがうまく機能しないなと悩まされることがなくなりそうです。めでたしめでたし。
この記事が何かの参考になれば幸いです。
参考:基本的な対処法
基本的な対処法としては、
- mac、iPhone側で「Wi-Fi」「Bluetooth」のオフ→オン
- mac、iPhone側での「handoff」のオフ→オン
- mac、iPhoneそれぞれの再起動
- mac、iPhone双方でのApple IDのサインアウト→サインイン
をそれぞれ行うことになります。下に行くほど、めんどくさくなるかなあと思います。
それぞれのやり方については、割愛させていただきますね。