はじめに
こんにちは、ライターです。最近、Pomera DM250というデバイスを購入したので、今回はそれに関するレビュー記事です。この記事も実はDM250を使って書きました。
購入した理由について
なぜ購入したかというと、端的にいうと、パソコンでの思考整理に限界を感じたためです。そして、小説を書いてみたいという思いが最近強くなってきたので、それに向けて、先行投資のような形で購入しました。
Pomeraは、実は私が小学生の頃から愛用していて、
・DM20
・DM100
と使ってきました。今回、DM250を購入したので、3世代目となります。
実は、DM100はある時から使わなくなってしまっていました。使わなくなってしまっていた理由については後述します。
PomeraはDM100からDM200で大きくアップデートしていて、DM200からDM250はマイナーアップデートになります。しかし、私が前に使ってきた機種はDM100だったので、下に書く感想は、人によっては、いや数年前のアップデートやんそれ、となることをご容赦ください。
ただ、私みたいに昔DM100を使っていて、久々にアップデートした人にとっては、参考になることがあるかもしれません。
インプレッション
変換性能がものすごく高くなっていてストレスが少ない
これは見出しの通りです。おそらくこのアップデートは、DM100→DM200のときにもっとも大きく進化したポイントの一つのように感じます。
とにかく、打っていて誤変換が圧倒的に少ない印象です。わたしは普段はmacユーザーで、普段は、「ライブ変換」という仕組みで、文字が自動的にすごく高い精度で変換される機能を使っています。
今回DM250を買うときに、Pomeraはさすがにそこまでは至らないかな、と思っていて、ライブ変換に慣れている私からすると、DM250の精度で十分か若干不安でした。しかし、そこは割と杞憂で、ATOKの変換精度は予想以上に高いということが、実際に使ってみてわかりました。
たしかに、macのライブ変換よりは精度は少し落ちるのですが、それでも、体感ではライブ変換の90%位の精度はあるのではないかなと感じます。(あくまで主観です)
ですので、その点は許容範囲なので、ストレスが少なくすみました。パソコンだとどうしても気が散ってしまうのですが、Pomeraだと文字入力に集中できます。
以前、DM100を使っていたときは、変換精度が低すぎるせいで、文字入力に集中できるストレスフリーさと、変換精度が悪いストレスを比べたときに後者の方が勝ってしまい、結局イライラして使わなくなってしまった側面があるように感じるのですが、今回DM200を使うことでそのストレスから解放されました。これで、正真正銘、パソコンを使うより文字を使った思考整理に向くようになったように感じます。
この点はすごいメリットで、この目的だけでも、DM100ユーザー、もしくはユーザーだった方はDM250乗り換える、あるいはPomeraに戻ってくる価値があるのではないかなと感じました。
キーボードの静音性能が高くなった
これも、前評判の通りといえば通りで、 キーボードの静音性能が高くなったのは、カフェなどで使うときに目立たなくていいです。ただ、DM200と比べると打鍵感が多少変わったのは事実のようなので、そのあたり好みは分かれるのかもしれません。
私は前述の通りDM100からの移行なので、どちらかというと、DM100より遙かに打ちやすいという感想。そして、DM100では打鍵音がうるさいのは感じていたので、そこは改善してとてもよかったところです。
正直打鍵音については、購入の際そこまで重視していなかったのですが、いざ使ってみるとインプレッションとして上位に食い込んできます。正直、とてもポジティブな評価ポイントに感じます。
レスポンスがとても早くて、これもストレスが少なくてすむ
これは1つめとも重なるのですが、レスポンスがとても早いです。スマホやパソコンよりも、1つ1つの動作がはやいと感じます。わたしは多動傾向がありますが、そういうひとにとって、サクサク動いてくれるというのは、集中力を維持するのにとても役に立ちます。とても便利です。
デメリット
続いて、デメリットのお話です。正直、デメリットはそんなに強くは感じていなくて、概ねとても満足しているのですが、マイナスに感じたことが0ではないので、ここにいくつか書き留めておきます。
起動にやや時間がかかるようになってしまった
こちらは、DM100から乗り換えたために、感じるようになったことかなと思います。
Pomeraは3代使ってきましたが、DM20が最も待たずにすんだ機種かなと思っています。
ただこれは、パワーアップしたからには仕方のない部分なのかもしれないなと思っています。
充電ケーブルを差しっぱにするのが正解か、差しっぱで大丈夫なのか問題
DM250は、1つ前のデメリットを解消するためか、例えば家の中とかだと、USBケーブルを挿して充電状態にしておけば、待ち時間なくすぐにスリープ復帰するという機能があります。
ただ、指しっぱなしにしておくということについて、バッテリー面やハード面に対して悪い影響を与えることはないのかなとか気になってしまって、いまのところ落とし所を見つけられていません。
そんなことを気にせずに、常時差しっぱでもいいのかな、どうなのかな、と思う次第です。
スマホ、PCとの連携がもう一歩進んでできたらいうことないのに、、、という点
こちらも、難しい問題なのですが、Pomeraで書いた内容を、例えばメール等で送るとして、書き足したくなることって往々にしてあると思います。DM200では、ポメラsyncという機能があったようなのですが、DM250では廃止されています。
かなり前に、SDカードを使って瞬時に同期する仕組みを考えた人がいらっしゃるというのをどなたかのブログで読んだのですが、そういう双方向に連携する仕組みが正直欲しいなと思いました。
まとめ
色々とつらつらと書き連ねてきたのですが、総合的には、購入してとても満足のいくデバイスでした。
この記事が何かの参考になれば幸いです。