マネーフォワードで継続的な立て替えを記録する方法

お金

こんにちは!

皆さんは家計簿アプリ使っていますか? 自分はマネーフォワードを使っています。

例えば、こんなことはありませんか? 親に牛乳を買ってくるように頼まれた、とか。このような「おつかい」や「親に立て替えているお金」といった記録をどのようにマネーフォワードにつければいいのか悩まれた方もいるかもしれません。

また、同棲しているカップルや夫婦で、2人や複数人で共同の口座や財布を使ってお金を管理している場合にも、使える方法かなと思います。

今回は、そうした、継続的な立て替えをマネーフォワードに記録する方法をご紹介します。

方法は2つ

マネーフォワードで立て替えを管理する方法は2つあります。

  1. 立て替えの支出を「計算対象」から外す方法(一時的な立て替えを家計簿につけるのに向いています)
  2. 専用の口座を作る方法 ← おすすめ!

順に見てみましょう!

1. 立て替えを「計算対象」から外す方法

1つ目、立て替えを「計算対象」から外す方法ですが、これは簡単です。

例えば、200円の牛乳を財布から購入した場合です。通常通り入力して、「保存」を押してください。

「保存」を押した後、対象の支出が一覧に追加されると思うので、項目をタッチしてください。すると、下のような画面になると思うので、矢印の「計算対象」をオフにしてください。

こうすることで、立て替えの支出を計算対象から外すことができます。

お金を受け取った後は、「収入」で「その他入金」を選び、受け取った金額を入力した後、同様の方法で計算対象から外します。または、支出の項目を受け取った段階で削除してもいいかもしれません。

2. 専用の口座を作る方法

ここまでは、「計算対象」から外す方法をご紹介しました。しかしこの方法だと、例えば複数のお店で立て替えをしたり、すぐにはお金を返してもらえない場合、トータルでいくら返してもらえるのか、すぐにはわかりませんよね。

他にも、2日前に2000円受け取って、1700円と200円の物の購入を頼まれた、という場合もあるかもしれません。

こういった場合にも対応できるのが、この2つ目の方法です。

ではどうするのかというと、立て替えをプールするための擬似的な財布(マネーフォワード上の「講座」)を新たに作る、というものです。

今回は立て替えをプールするための、「支払い代替」という「口座」を新たに作ることにします。

「支払い代替」口座の作り方

では、

方法を説明します。まず、この方法はアプリ版ではできないので、Web版でマネーフォワードを開きます。

(アプリ版では、下の方法で紹介する「その他金融資産」で口座を作ることはできませんが、「財布」として口座を作ることは可能です。できればWeb版で下の作業をすることをおすすめします。)

ログインしたら、「口座」を選択します。

「口座」を選択したら、「登録済み金融機関」のところにある、「金融機関を追加する」という緑色のボタンをクリックします。

クリックしたら、「カテゴリから選択する」で「その他」を選択して、一番したの「その他保有資産」をクリックします。

最後に、「金融機関名」のところに、「支払い代替」と入力してください。このブログの中では、「支払い代替」という名前で紹介しますが、何か別の名前を付けてもらっても構いません。

これで「支払い代替」口座を作ることに成功しました!

実際につけてみる

では、実際につけてみましょう。200円の牛乳を買った場合、「財布」から「支払い代替」に200円「振替」という記載をします。

「振替」の付け方を説明します。通常の家計簿支出入力画面の左上にある、「振替」を押すと、下のような画面になります。

この画面になれば、200円、そして、振替元を「財布」、振替先を「支払い代替」として、振替を記録します。その後、「口座」画面を確認すれば、「財布」から「支払い代替」に「200」円、お金が移動したことがわかります。(画像を一部加工しています)

お分かりでしょうか。お遣いで一時的にお金を立て替えている場合、そのお金は親にお金を貸していることになります。言い換えれば、「親」という口座に自分のお金があると言うことです。この「親」という口座が「支払い代替」に相当します。

この方法の凄いところは、立て替えているお金(返してもらうべきお金)が一目でわかる点です。200円の牛乳を11/3に、100円のコーヒーを11/4に代わりに支払った場合、この2つの支払いを振替で入力すれば、300円、「支払い代替」の口座に残ります。この300円が、相手からあとで受け取ればいいお金です。

お金を受け取った場合は、「支払い代替」から「財布」に、つまり逆の方向に振替を行えば処理の完了です。

また、先にお金を受け取った、一時的にお金を預かっている、という場合でも、同様に記録をすることができます。お金を受け取ったタイミングで、「支払い代替」から、「財布」に振替を記録します。この時「支払い代替」がマイナスになります。お金を預かっているということは、相手から一時的にお金を借りていると考えると納得できると思います。

合計で1700円立て替えているけれど、一回で返してもらえなかった、という場合でも、返してもらった金額、例えば1500円を「支払い代替」から「財布」に振替れば、残り「200円」がしっかり「支払い代替」に残ると思います。

この「支払い代替」という口座を使って「振替」で立替を記録する方法を使えば、非常に簡単に親やパートナーなどの、よく立て替えをする相手とのお金のやり取りを管理することができるのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回ご紹介した、「継続的な立て替えをマネーフォワードに記録する方法」を活用して、素敵なマネーフォワードライフを送ってくださいね。

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