1年のうちに数ヶ月、本を読みたいなと思う時期がやってくる

トピック

はじめに

こんにちは。すっかり寒くなってきて、一気に秋終盤の感じがする今日この頃です。

さて、秋といえば読書の秋ですよね。私は、普段は本をほぼ全くといっていいほど読まないのですが、1年のうちに数ヶ月だけ、本を読みたいなと思う時期がやってきます。それが大体、この季節だったりします。

今年もめでたくこの季節がやってきました。そして、先週くらいから、本を読みたいな熱が高まってきて、1冊読み終えることができました。そうした中で思うことがあるので、つらつら書いていきたいなと思います。

読んだ本について

読んだのは、「元彼の遺言状」という本です。

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「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という謎めいた遺言状を残して元彼が死亡。遺産の分前を手に入れるべく、主人公は依頼人を犯人に仕立て上げようとする。そんな中、元彼の顧問弁護士が殺害される… といった新感覚のミステリー

(あらすじ書くのが下手くそでごめんなさい汗)

きっかけについて

この本を読むきっかけとなったのは、「有隣堂しか知らない世界」というYouTubeチャンネル。ふとした時に、おすすめに上がってきて、なんだこのチャンネル! とドはまりする中で、この本の作者である新川帆立さんが出ている動画を見つけたのがきっかけでした。

話はそれますが、有隣堂しか知らない世界 が本当に面白いです。ブッコローすごいいい。また別に記事を書くかもしれません。

感じたこと

さて、この本の書評はさておき。冒頭で私は、「1年のうちに数ヶ月だけ、本を読みたいなと思う時期がやってくる」と書きました。なんでそうなるのかを考えた時に、

  • 自分の心と体の状態
  • きっかけ

というこの2つがあるのかなあと思っています。自分は、割と昔は感情のアップダウンが激しい人で(今は訳あって落ち着いていますが)、この時期以外は、本を読むこと自体すごく億劫になってしまっているように感じます。

そんな中で、心のゆとりと、先程のYouTubeでの出会いのようなものがあると、火のついたように本を読みたくなるということです。

しかしこの時期になるとやっぱり、「本を継続的に読みたい」と感じるようになります。ただ、SNSや、周りは、なぜか、「本を読まなければ」とか、「本を読む時間を設けなければ」みたいなのを感じて、少し嫌気がさすんですよね。好きに読んだらいいのに。と感じるんです。その辺の矛盾しているようで矛盾していない(と自分は思うようにしている)感情に気付いて、今回この記事を書くことにしました。

Twitterでも少し話題になっていたのですが、自己啓発本みたいなのを押し付けられがちな今の本読め同調圧力に少し嫌気が刺すんですよね。(自己啓発本を悪いとは言わないのですが、そればかり読むのもなあって。たまにはいいかもしれないけれど。そして一部の界隈(ごく少数だと思うけど)で本を読む=自己啓発本を読む、みたいになってるのも、なんだかなと思う。)

私があくまでこの時期に「本を継続的に読みたい」と思う理由には、

  • 本を読んで、やはり本を読むことの楽しさ、有意義さに気づくから

というのがあって。そしてその本は、いわゆる「実用書」メインではなくて、「文芸書」でありたいなと感じるわけです。

本を読むことは自由でありたいし、その中で得られる豊かさとか、新しい気づきとか、純粋な面白さとか、そういうのを大切にしていきたい。

だから、私の上に書いた内容はどちらかというと、「自然に本を読むことを楽しめるようなゆとりや心の安定を持ち続けたい」「1年の多くをそんな穏やかな気持ちで過ごして、たくさんの本に触れたい」というところにあるわけです。

まとめ

今は、久しぶりに来たこの時期を楽しみたいです。ちょうど、数週間後に教育実習が控えていて。実習校に向かう間に本をたくさん読めるなあと思っています。今は、「52ヘルツのクジラたち」という本を読み始めています。

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無理のないペースで、という書き方をするとまた、「自由な」読書からは離れるのかもしれないですね。だから、「自分のペースで」本を読むことができるように、自分なりに模索してみようかなと思います。

読書については、書ききれなかったことも多いので、また書くかもしれません。レギュラーネタになるかもしれないです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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